プラスチックごみの分別方法はいろいろあって分かりにくいです。
12月12日の「NHKあさいち」でゴミ分別について紹介が有りました。
環境問題は?人体に害はないのか?今後の課題です。
概要
プラスチックごみの分別方法は自治体によって違いますが、12月12日水曜日の「NHKあさいち」で生ゴミのにおい対策と分別の分かりにくいプラスチックの分別の家庭ゴミについて紹介がありました。
「NHKあさいち」で紹介されした生ゴミの匂いを抑えるのにお勧めの方法を紹介いたします。
また、プラスチックの種類を改めて確認します。
また、以前から環境問題にもなっていますが、プラスチックが体内から検出されるなど、体に及ぼす健康への影響がになりますが、ウィンの研究で分かったことを紹介します。
生ゴミのにおい対策
「NHKあさいちで紹介されました」
生活アドバイザーの方の紹介によりますと、生ゴミの匂いのもとは、微生物が出すガスだそうです。
空気が少なく、水けが有る所の方を好んで増殖し、活発に活動する微生物がいるためなので、生ゴミは、空気が多く、水けのない所に放置する方が、匂いを抑える事が出来るという事だそうです。
生ごみの水けを少なくするには、
- 野菜の皮むきをする時など、出るゴミは、シンクなど水けの有る所に落とすのをさけ、ザルや新聞紙の上に受ける。
空気を多くするには、(通気性をよくする)
- ゴミ箱に入れるときは通気性と吸収性のある新聞紙にくるんで捨てるのがお勧めです。
(新聞紙にこだわらなくても良いです) - ゴミ箱のふたは閉めずに開けている方が良い。
空気が通うのでふたを開けておくのがお勧めです。
コバエはゴキブリは、匂いに寄って来るので、匂いが発生しない事を考えると、ふたが開いていても問題ない。
ふたは開いている方が良いということも教えていただきました。
プラスチックゴミの分別
「NHKあさいちで紹介されました」
プラスチックゴミには「容器包装プラスチック」と「製品プラスチック」の2種類があります。
多くの自治体で分別回収しているプラスチックゴミは、「容器包装プラスチック」の方です。
「容器包装プラスチック」には、ボトル類、トレイ類、カップ類、パック類、袋・フィルム・ラベル類、発泡スチロール箱・緩衝材類などがあり、必ず「プラマーク」がついています。
「プラマーク」の付いているものは、ほとんどが梱包を目的としていてるプラスチックなので、最後は必ずゴミになります。
この「プラマーク」のプラスチックは、リサイクルが義務づけられています。
そうでないプラスチックは、CDやCDケースなどが「製品プラスチック」です。
現在のところ、リサイクルしなくてもよいことになっているので、資源回収している自治体以外では、「燃えるゴミ」や「燃えないゴミ」になっています。
また、「容器包装プラスチック」を分別回収せず、燃えるごみとして回収している自治体もあります。
お住いの自治体を確認して分別してください。
プラスチックゴミの環境問題
プラスチックゴミは完全に分解されることはないため、海に流れ込むと、プラスチックに含まれる有害物質が魚を介して人体に影響を及ぼす可能性が指摘されています。
ヨーロッパをはじめとする世界各国で、レジ袋やストローなどの使い捨てプラスチックを規制する動きがあるのはそのためです。
すべてを回収することは難しいため、国では、レジ袋を有料化することで使い捨てプラスチックの量を減らすことが検討されています。
プラスチックが、小さく砕かれた状態の物を、マイクロプラスチックといいますが、このマイクロプラスチックの環境問題につながるのではと恐れられています。
東京都消費者センター引用:https://www.shouhiseikatu.metro.tokyo.jp
今後の環境問題が心配
マイクロプラスチック
今までも動物の体内からプラスチックが検出されており、原因は微小のマイクロプラスチックを海中や水道水などから、体内に入り込んでいったとみられ、環境問題が心配されていました。
人の体内でも同じことが起きているという今回の発表は今後の健康問題が非常に心配されます。
マイクロプラスチックは、プラスチック製品が、紫外線や温度変化や色々な衝撃などから細かく砕かれたものや、プラスチック製品の原料になる「レジンペット」や洗顔料や歯磨き粉などに含まれるスクラブ(小さな粒)など5ミリ以下の微小片のことです。
ウィーンで開催中の国際学会発表
2018年10月23日「欧州消化器病週間」で、ウィーン医学大学などの研究チームから「人間の消化器にプラスチックが到達していることを確認した」と初めての研究が発表されました。
日本人を含む8ヵ国(8人)の全員の便からマイクロプラスチックが検出され、健康への影響が心配されます。
今回の研究発表データは小規模な為、今後、大規模な調査を進める必要性を訴えられました。
便からプラスチック検出
今回の研究発表データは小規模で・日本・フィンランド・イタリア・オランダ・ポーランド・ロシア・英国・オーストラリアの8か国の8人のデータです。
8人全員の便からプラスチックが含まれていた事を発表され、人の体内に「マイクロプラスチック」が取り込まれている事が確認されたという事です。
今回の8人のデータは、便10g中20個のマイクロプラスチックが見つかり、今後大規模な調査で確認する必要があると訴えられました。
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まとめ
生活アドバイザーの方の紹介によりますと、生ゴミの匂いのもとは、微生物が出すガスだそうです。
空気が少なく、水けが有る所の方を好んで増殖し、活発に活動する微生物がいるためなので、生ゴミは、空気が多く、水けのない所に放置する方が、匂いを抑える事が出来るという事だそうです。
プラスチックゴミには「容器包装プラスチック」と「製品プラスチック」の2種類があります。
国際学会で便からプラスチックが検出されたと研究発表されました。
便からマイクロプラスチックが検出され、健康への影響が心配されます。
海中や水道水などから、体内にマイころプラスチックが入り込んでいったとみられ、健康に問題はないか?また環境問題が心配されます。