あおり運転・石橋和歩|裁判判決は懲役18年|危険運転致死傷罪の適用 

懲役18年(求刑・23年)を言い渡されました

昨年(2017年6月)東名高速道路で起きた死亡事故で、危険運転致死傷などの罪に問われている石橋和歩被告(いしばしかずほ)の裁判判決が言い渡されました。

7日の証人尋問は、男の車に乗っていた女性(元交際相手)が話しました。

検察側は10日、懲役23年を求刑した

14日の裁判判決は懲役18年(求刑・23年)を言い渡されました

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概要(あおり運転・死亡事故)

毎日新聞引用:https://headlines.yahoo.co.jp/

裁判判決は懲役18年(求刑・23年)を言い渡されました

昨年(2017年6月)に神奈川県の東名高速道路で、石橋和歩被告が「あおり運転」で車を停車させられ、停車した車はトラックに追突され、夫婦(萩山嘉久さんと妻の友香さん)が死亡する交通事故がありました。

検察側によると、石橋被告は昨年6月5日夜、東名パーキングエリアで嘉久さんに注意され、夫婦や娘2人が乗る車を追跡し走行した。

その後「あおり運転」で高速道路上に停車させ、そこに後続のトラックが衝突し、夫婦が死亡しました。

車に乗っていた娘2人も怪我をしています。

石橋和歩被告は危険運転致死傷などの罪に問われています。

7日の裁判員裁判は、石橋被告が運転する車に乗っていた元交際相手の女性が証人尋問に立ち話しました。

また、午後は石橋被告の父親が出廷し話しました。

10日は、亡くなった夫婦の長女が話し、検察側は、懲役23年を求刑しました

今日の裁判判決は懲役18年(求刑・23年)を言い渡されました(12月14日)

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14日裁判判決

福岡県・裁判員裁判で、横浜地裁(深沢茂之裁判長)は14日、危険運転致死傷罪の適用を認め、懲役18年(求刑・懲役23年)言い渡しました。

日テレニュース引用:http://news.livedoor.com/

産経新聞によりますと以下引用

神奈川県大井町の東名高速道路で昨年6月、あおり運転を受けて停車させられた夫婦がトラックに追突され死亡した事故で、自動車運転処罰法違反(危険運転致死傷)などの罪に問われた建設作業員、石橋和歩(かずほ)被告(26)の裁判員裁判の判決公判が14日、横浜地裁で開かれ、深沢茂之裁判長は懲役18年(求刑懲役23年)を言い渡した。

 危険運転致死傷罪が停車後の事故に適用されるかが最大の争点だった。

 同罪は「重大な交通の危険を生じさせる速度で運転する行為」などを処罰対象としているが、検察側は10日の論告で、原則として停車が禁じられている高速道路上で停車させる行為も含まれると指摘。「あおり運転と死亡事故に因果関係がある」と主張していた。検察側はほかに起訴した強要未遂罪など3件も含め懲役23年を求刑していた。

 弁護側は運転中の行為に対する処罰を前提としている危険運転致死傷罪は「停車後の事故には適用できない」と訴え、検察側が予備的訴因として追加していた監禁致死傷罪についても「監禁の意思があったか疑問」などとして、成立しないとしていた。

 判決によると、石橋被告は昨年6月5日夜、走行中の萩山(はぎやま)嘉久(よしひさ)さん=当時(45)=一家のワゴン車に妨害行為を繰り返して追い越し車線上で停止させ、大型トラックによる追突で、萩山さんと妻の友香さん=同(39)=を死亡させ、同乗の娘2人にけがをさせたなどとしている。

産経新聞引用:https://www.sanspo.com/

日本経済新聞によりますと以下引用

検察側は17年10月、石橋被告を危険運転致死傷罪などで起訴。その後、同罪が認められない場合に備え、車線上に夫婦の車両をとどまらせたことが事故の原因とする監禁致死傷罪を予備的訴因として追加した。

今月3日に始まった公判で、被告側は事故の基本的な事実関係や暴行罪についてはおおむね認めた。危険運転致死傷罪を巡っては「事故は停車後に起きており、走行中を想定した同罪は適用されない」と主張。「妨害運転と死傷結果の因果関係もない」と反論した。

これに対し検察側は、「石橋被告には萩山さんを降車させて文句を言おうとする一貫した意思があり、妨害運転と事故には因果関係がある」と指摘していた。

石橋被告は10日の公判で最終意見陳述し「二度と運転はせず、悪いことはしません。一生かけて償います」と謝罪した。

公判では、萩山さんらが死亡した事件のほか、石橋被告が山口県内で起こした器物損壊事件など3つの事件についても審理された。

日本経済新聞引用:https://www.nikkei.com/

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7日の裁判員裁判

第5回公判が横浜地裁(深沢茂之裁判長)でありました。

石橋被告の車に同乗していた女性、当時の交際相手が証人尋問に立ち証言しました。

女性の証言によりますと、車を停車させた後、一家の車に向かっていく被告に、女性は「やめて、危ないから」と止めたが、反応はなかった。

被告が嘉久さんにつかみかかると、子供の泣き声が聞こえた。

女性が「子供がいるからやめて」と制止すると、暴行をやめた。

石橋被告は昨年10月に逮捕されたが、女性の証言の中に
事故から逮捕までの数カ月間に(被告は)10回以上、交通トラブルを起こしていたと思う」と話した。

証言を聞く中、被告はメガネを外し、目元をぬぐうような仕草をみせたという。

女性は「罪をつぐない、二度としないでほしい」と話した。

午後には、石橋被告の父親が出廷し「遺族の方に大変申し訳ない。自分のしたことを十分反省し今後どうするか改めて考えてほしい」と話しました。

石橋被告はめがねを外しタオルで何度も涙をぬぐっていたという事です。

ました。この裁判は今月10日に結審し、14日に判決が言い渡される予定です。

10日の裁判員裁判

石橋被告に懲役23年を求刑した。

10日は亡くなった夫婦の長女(一緒に車に乗っていた長女)が話しました。

長女は「被告人が何を言ったって、私の大切な両親は戻ってきません。厳罰に処してほしい」と訴えました。

また、亡くなった嘉久さんの母親が出廷し、「息子夫婦は被告人に殺されたとしか思えない」「何倍もの苦しみを味わってほしい」と、涙ながらに話しました。

検察側は、
「何度も危険な妨害運転を繰り返し、極めて執拗(しつよう)かつ悪質な犯行だ」
「被告人の行為が決して許されないことを社会に示す必要がある」
「被告人が真摯(しんし)に反省しているとは到底言い難い」
などと指摘。

危険運転致死傷罪や監禁致死傷罪が成立すると主張し、石橋被告に懲役23年を求刑した。

石橋 被告人

顔画像:

テレビ神奈川引用:https://headlines.yahoo.co.jp/

名前:石橋和歩(いしばしかずほ)

年齢:26歳

住所:福岡県中間市

裁判では:被告はメガネを外し、目元をぬぐうような仕草をみせたという

石橋和歩被告は、昨年の事故から、裁判までの期間も何度かあおり運転をするなど目撃されています。

また、報道陣へ、金銭を要求するなどしていたといいます。

元交際相手の女性の名前や顔のテレビ報道がありませんが、ネット上では名前も住所も公開されていま(ここでは控えておきます)

14日の裁判の様子(日テレニュース引用)

判決前は落ち着かない様子の石橋被告だったが、判決が言い渡された際は微動だにせず、まっすぐ前を向いて聞いていた。

裁判で検察側は「何度も危険な妨害運転を繰り返し、極めて執拗(しつよう)かつ悪質な犯行だ」などとして懲役23年を求刑。一方、弁護側は危険運転致死傷罪について、「停車後に起きた事故には適用できない」などとして、無罪を主張していた。

判決が言い渡される前、裁判長から「何か言いたいことはありませんか?」と問われた石橋被告は、少し首をかしげた後、「ない」と答えた。

そして横浜地裁は「危険を生じさせる速度であおり運転を繰り返したことにより停車を余儀なくさせ、車を衝突させて死亡させた」などとして、石橋被告に懲役18年の判決を言い渡した。

運転中の行為を想定している危険運転致死傷罪が停車後に起きた今回の事故にも認められた形

日テレニュース引用:http://news.livedoor.com/

被害者

この事故で夫婦が死亡し、一緒に乗っていいた子供も怪我をしています。

亡くなったご夫婦は

住所:静岡県清水区
名前:萩山嘉久さん
年齢:当時45歳

名前:萩山友香さん(嘉久さんの妻)
年齢:当時39歳

亡くなったご夫婦と、子ども2人も一緒に乗っていて怪我をしています

10日の裁判では、一緒に乗っていた長女が証言しました。

お父様と、お母様を同時になくしてしまう残酷な事故でした。

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まとめ

テレビ神奈川引用:https://headlines.yahoo.co.jp/

事故は、運転中の事故ではないことで、何の罪になるのかが、色々報道されていますが、高速道路で人が路上にいるきっかけになったのは、「あおり運転」です。

石橋和歩被告は、昨年の事故から、裁判までの期間も何度かあおり運転をするなど目撃されています。

また、報道陣へ金銭を要求するなどしており、石橋和歩被告の心はいかがなものか?

元交際相手は、石橋被告について「短気だが子供やおじいちゃんおばあちゃんには優しい」とも言っていますが、日頃は優しい時もあるようですが、これほど大きな事故を起こした後も、交通トラブルを起こすなど、石橋被告の気性の激しさがうかがえます。

14日に裁判判決

福岡県・裁判員裁判で、横浜地裁(深沢茂之裁判長)は、
危険運転致死傷罪の適用を認め、懲役18年(求刑・懲役23年)言い渡しました。

お父様と、お母様を同時になくしてしまう残酷な事故でした。

どんな判決が出ても、悲しさはぬぐえません。

残されたお子様が心配ですが、しっかりと証言台に立たれた姿は、心に響きました。

お父様の萩山嘉久さん、お母様の萩山友香さんのご冥福をお祈りいたします

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