自動車のナンバープレートに図柄入りのプレートが仲間入りしました。
図柄入りのナンバープレートは申し込みが必要ですが白黒(モノクロ)版と色付き(フルカラー)版が有り、色付き(フルカラー)版は寄付金も兼ねたナンバープレートです。
10月1日から交付が始まりました
国土交通省引用:http://www.mlit.go.jp/index.html
国土交通省は「走る広告」をイメージし、従来のナンバープレートの他に、図柄の入ったナンバープレートが加わり、10月1日から交付がスタートしました。
図柄は地域によって違い、地域の広告塔として、地域を象徴するデザインが施されています。
交付が始まった10月1日は、絵柄が公開された地域や、山梨県では早速、県の公用車に富士山の図柄の入ったナンバープレートが取り付けられました。
また、申請においては既に受け付けを開始している地域も有ります。
走る広告塔
図柄の入ったナンバープレートは「走る広告塔として地域の魅力を広めてほしい」と国土交通省の狙いです。
図柄は、地域の名産品や観光スポットなど地域を象徴されるデザインが施されたナンバープレイです。
図柄を少し紹介します。
山形→サクランボをモチーフに可愛らしいデザイン
成田→成田空港の飛行機をモチーフに「飛行機が飛ぶ街」のイメージしたデザイン
金沢→梅鉢紋と雪つりをモチーフに奥ゆかしい歴史を表現したデザイン
福井→恐竜をモチーフに全国的に認知度の高さで採用されたデザイン
京都→五重塔・奈良公園・鹿などがモチーフで誰が見ても奈良とわかるデザイン
鳥取→鳥取砂丘・梨・大山など鳥取と聞いて連想するものをモチーフにしたデザイン
愛媛→みかんの断面をモチーフに瀬戸内海から覗く太陽を表現したデザイン
長崎と佐世保→ステンドグラスをモチーフに長崎と天草地方の潜伏キリシタンなど平和記念象をデザイン(共通のデザインを採用されています)
と、絵柄で地域をイメージできる「ご当地ナンバープレート」とも言いたい、地域を応援したデザインです。
図柄入りのナンバープレートは申し込みが必要ですが白黒(モノクロ)版と、色付き(フルカラー)版が有り、色付き(フルカラー)版は寄付金も兼ねたナンバープレートです。
図柄入りのナンバープレートの使用の注意
通常のナンバープレートはペイント式ですが、絵柄入りのプレートは樹脂製です。
樹脂製のプレートは、通常のプレートより素材がデリケートな為、取扱いに注意事項があります。
樹脂製なので取付け時は・・・
平ワッシャーを併用してください。
ネジを強く締め付けないようにしてください。
ドライバーがプレートの表面に当たらないようにしてください。
樹脂製なので汚れた時は・・・
表面を洗浄する場合は、水・薄めた中性洗剤をお使いください。
汚れを落とす際、シンナー等の溶剤・ワックス等のコンパウンド剤・ガソリン等石油製品は使用しないで下さい・
泥・雪・虫等、付着物を除去するためのブラシ使用は表面を傷つける恐れがありますので注意してください。
汚れを落とす際、クレンザー・磨き粉・金属たわし・乾いた布等の使用で表面を傷つける恐れがありますので注意してください。
等、素材を考慮した取扱いをしてください。
まとめ
10月1日から交付が始まった図柄の入ったナンバープレートは「走る広告塔として地域の魅力を広めてほしい」と国土交通省の狙いです。
図柄入りのナンバープレートは申請が必要です。
色は、白黒とカラーが有り、カラーは寄付金も含まれています。
地域活性を狙ったナンバープレートは、図柄・デザイン数・料金設定など、地域によって異なります。
従来のプレートと素材が違い、樹脂製です。
図柄は、改めて地域の特性が見え、国土交通省の狙い通り地域を応援し活性化につながる一つとし、夢を乗せたものになりました。