11月5日午前9時半ごろ、島根県出雲市の民家で女性2人が殺害される事件がありました。
亡くなったのは、原圭司さん方の母親の原安枝さん(82)と妻の圭子さん(46)
県警は6日、次男の原聡悟(はらそうご)21歳を殺人容疑で逮捕した発表しました。
容疑者が通う松江工業高等専門学校では記者会見が開かれ「問題のない学生で困惑している」と校長が話しました。
松江工業高等専門学校(記者会見)
6日午前11時から記者会見され「問題のない学生で困惑している」と校長が話しました。
逮捕された原聡悟容疑者が通う松江工業高等専門学校では6日、校長らが記者会見し「問題のない学生で原因が分からず困惑している」と述べました。
学校は6日午前11時半から記者会見しました。
この中で平山けい校長は「本人はまじめでおとなしく感情をあらげるような行為は皆無だった。なぜ彼なのか原因が分からず困惑している」と述べました。
その上で「学生の心の闇や問題の解決のために手をさしのべられなかった。今後、学校として二度と起こらないようにできる限りのことを対応していきたい」と述べました。
学校の説明によりますと原容疑者は高等専門学校で5年間学んでことし専攻科に進み、研究室でロボットの設計に取り組んでいたということです。
先週の木曜と金曜日は講義が休講になったため研究室には来ておらず、事件のあった5日も学校行事の関係で設けられている休日だっため、学校には来ていないと見られるということです。
事件の概要(民家で殺人事件)
11月5日午前9時半ごろ、島根県出雲市の民家で女性2人が殺害される事件がありました。
亡くなった原安枝さんの姉が、一緒に出掛けるはずの安枝さんと連絡が取れなく、自宅に様子を見に行ってみると、家の階段下で血を流して倒れているのを見つけ、119番通報し発覚しました。
警察が駆け付けると、同居する圭子さん(義理の娘)も2階の部屋で頭から血を流し倒れているのを警察が発見。
安枝さんは心配停止状態(救急車で搬送されましたが死亡)圭子さんは死亡されていて、2人の死亡が確認されました。
警察は、事件当初、同居する圭子さんの次男(聡悟21)と連絡が取れなく、行方を捜していたところ、午後出雲市内の路上で発見し、事情を知っているものとみて調査していました。
県警は6日亡くなった圭子さんの次男(原聡悟(はらそうご)21歳)を殺人容疑で逮捕したと発表しました。
殺人容疑で逮捕された孫
名前:原聡悟(はらそうご)
年齢:21歳
学生:松江工業高等専門学校
高等専門学校で5年間学んだ後、専攻科に通っていた
研究室では、ロボットの設計に取り組んでいた
住所:島根県出雲市知井宮町725
家族構成(原圭司さん宅は5人暮らし)
祖母:原安枝さん(82歳・無職)被害者
母親:原圭子さん(46歳・医療事務)被害者
父親:原圭司さん(50歳・会社員)
亡くなった圭子さん夫婦の次男と長女
犯人の顔:公表されていません
殺人容疑で逮捕:祖母と母(女性2人)を殺害した殺人容疑
動機について
母親と口論になり暴行、その後、近くに居た祖母も暴行したのでは?と推測が飛び交う中ですが、動機についてはまだ発表されていません。
現在、警察発表よると、聡悟容疑者は「祖母をハンマーで殴って殺したことは間違いない」などと供述しているという事です。
5日午前7時半から9時半にかけての犯行で、祖母に当たる安枝さんの頭をハンマーで殴るなどして殺害したとみられます。
屋内から、使ったとみられる凶器(ハンマー)が見つかっています。
聡悟容疑者は母親の圭子さんをも殺害したと話していて、県警は調べを進めています。
近隣の方の話
近くに住む方は、亡くなった原安枝さんの家の事を
「仲の良い家族で・・・」
「とても優しい良い方で、この家で起きた事とは思えない」
と、仲の良い原さん家族の出来事とは思えな様子で、また静かな町での事件に不思議さが残る様子で話されている。
まとめ
11月5日午前9時半ごろ、島根県出雲市の民家で女性2人が殺害される事件がありました。
容疑者が通う松江工業専門学校で記者会見があり、平山けい校長は事件前までの原容疑者の事を「本人はまじめでおとなしく感情をあらげるような行為は皆無だった。なぜ彼なのか原因が分からず困惑している」と話した。
亡くなった女性は、容疑者の祖母と母と判明。
動機などはこれからの調べになりますが、同居する孫に殺害される。
また子供に殺害されるという、考えにくい事件が起きました。
近隣に住む方は、閑静な住宅で起きた事とは考えにくそうに話しています。