死亡事故|高校野球の練習試合|原因は頭部にボールが当たり…|ヘルメット着用は?

11月18日、熊本県の県立熊本西高校で死亡事故が起きました。

原因は高校野球の練習試合で、デットボールが頭に当たった事により、外傷性くも膜下出血を起こしたのではとみられます。

ヘルメット着用にもかかわらず、なぜ事故が起きてしまったのか?

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事故の概要

熊本放送引用:https://headlines.yahoo.co.jp/

11月18日1時40分頃、熊本県の県立熊本西高校で、野球の練習試合中、ピッチャーが投げたボールが、篠田大志さんの頭部に直撃し、「痛い」と言って倒れこみ、すぐ意識不明になったということです。

高校の男性教諭は「投手が投げたボールが打者の頭に当たり、意識がない」と119番しました。

すぐに病院に搬送されましたが、一夜明けた朝、「外傷性くも膜下出血」で篠田大志さん16歳(2年生)は死亡されましたと熊本県警は明らかにしました。

なぜこのような大事に至ったのか騒然となっています。

事故の原因

篠田さんは代打で右打ち席に立ち、デッドボールをさけようとして、左の後頭部にボールが直撃したことが原因とみていますが、ヘルメットをかぶっていたのにもかかわらずなぜ、大事に至ったのでしょうか?

ボールはヘルメットの上からではなく、直接当たったのではと思われますが、ヘルメットで覆われているはずの場所になぜ?

ボールをよけようと横を向いた時に、首とヘルメットの隙間に当たったのか?

ヘルメットのサイズが大きくて、ヘルメットがずれてしまったのか?

ヘルメットの縁には深さ数ミリのへこみがあったということです。

後頭部に直接ボールを受けたことが原因とみられています。

日本高野連によると、1974年以降、投球が打者に当たっての死亡事故は3例目。

頭部死球での死亡事故は前例がないという。

ヘルメット着用なのになぜ?

年々ヘルメットの性能は良くなっているのになぜ?

ヘルメットは球速160キロの衝撃を受けても致命傷にならないよう、衝撃を吸収する構造になっています。

今回の事故はヘルメットの上からではなく、耳の後ろの後頭部に直接当たったのではとみられています。

ヘルメットは後頭部をすっぽり覆ってかぶっているはずなのに、なぜ後頭部付近にボールが直接当たったのか?

ボールが、どのように、どこに当たってしまったのか、事故の状況が気になります。

亡くなった篠田大志さんが通う高校(熊本西高校)

熊本西高校は、県大会で準優勝、九州大会ではベスト8と強豪です。

県高野連から来春の選抜大会の21世紀枠推薦を受けています。

今回の事故で、柿下耕一校長、北原政典副校長は「不良の事故でまことに残念でならない。生徒の心のケアに努めてまいります」と話されています。

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まとめ

11月19日、熊本県の県立熊本西高校で死亡事故が起きました。

高校野球の練習試合中、相手校のピッチャーが投げたデットボールが頭に当たった事により、外傷性くも膜下出血を起こしたのではとみられます。

亡くなったのは、熊本県の県立熊本西高校、野球部の16歳。

「痛い」と言って倒れこみ、すぐ意識不明になり、搬送先の病院で死亡されました。

ヘルメット着用にもかかわらず、なぜ事故が起きてしまったのか?

熊本西高校の校長は、「不良の事故でまことに残念でならない。生徒の心のケアに努めてまいります」と話されています。

なぜ、大事に至る事故になってしまったのか?

ご家族のやりどころのない気持ちは、胸が痛みます。

篠田大志さんご冥福をお祈りいたします。

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