あおり運転|中村精寛(あきひろ)裁判判決「殺人罪」懲役16年(顔画像)大学生死亡

堺市南区の大阪府道で、大型バイクに「あおり運転」をし、更に車で追突してバイクを運転していた男性を死亡させたとして殺人罪に問われた同区の元警備員、中村精寛(あきひろ)被告(40)の裁判員裁判の第3回公判(17日)あった。

被害者遺族が意見陳述し、検察側は懲役18年を求刑。

被告側は殺意を否定していましたが、25日の裁判判決で

大阪地裁堺支部は殺人罪を適用して懲役16年を言い渡しました。

スポンサーリンク

概要(殺人罪適用)

大阪地裁堺支部は殺人罪を適用して懲役16年を言い渡しました。

去年7月、大阪府堺市でバイクの男性にあおり運転をしたあと、追突して殺害した罪に問われた男に対し、大阪地裁堺支部は殺人罪を適用して懲役16年を言い渡しました。

 去年7月、大阪府堺市でバイクに追い抜かれたことに腹を立て、あおり運転をしたあとおよそ100キロの速度で追突し、大学生の高田拓海さんを殺害した罪に問われた中村精寛被告(40)。

 これまでの裁判で、検察側は「まれにみる殺人運転だ」として、懲役18年を求刑。一方の中村被告側は「殺意はなく、殺人罪は適用されない」と反論していました。

 25日の判決で、大阪地裁堺支部は中村被告には殺意があったとして殺人罪を適用、懲役16年を言い渡しました。(25日15:51)

産経新聞引用:https://www.sankei.com/

あおり運転で大学生死亡

まれにみる殺人運転

昨年(2018年7月)堺市南区の大阪府道で、大型バイクに「あおり運転」をした後、車で追突してバイクの男性を死亡させた事件がありました。

殺人罪に問われた同区の元警備員、中村精寛(なかむらあきひろ)被告(40)の裁判員裁判の第3回公判が17日に、大阪地裁堺支部(安永武央裁判長)で開かれました。

被害者遺族が意見陳述し、検察側は懲役18年の求刑を出しました。

被告側は殺意を否定しました。

25日の裁判判決で、大阪地裁堺支部は殺人罪を適用して懲役16年を言い渡しました。

殺人罪適用(25日の裁判判決)

関西テレビ引用:https://headlines.yahoo.co.jp/

中村精寛被告が運転する車で、バイクを運転中の高田拓海さん大学生に追突を死亡させた交通事故は、事故なのか?事件なのか・・

中村精寛被告は、バイクに割り込まれたことに腹を立て、大型バイクをあおり(「あおり運転」をし)、追跡するように走り、更に時速96キロで追突した。

追突されたバイクを運転していた男性は死亡。

中村精寛被告は殺人罪(殺害した罪)に問われています。

大阪地検堺支部は、昨年(平成30年7月23日)殺人罪で男(中村精寛)を起訴。

「あおり運転」で殺人罪が適用されることは異例で、「まれにみる殺人運転」とし注目されていました。

検察側は

検察側は、被告が昨年(平成30年7月2日午後7時35分ごろ)乗用車を運転中、大学4年の高田拓海さん(当時22)が運転する大型バイクに追い抜かれたことに腹を立てて追跡して、故意に追突・転倒させたと主張しています。

論告では被告などの車のドライブレコーダー映像を再生し、衝突が確実と認識していたのに回避を試みておらず、殺意は明らかだとした。

その上で、「まれにみる殺人運転で、将来がある若い被害者を死亡させた」と非難。「あおり運転や交通トラブルが後を絶たない現状の中で、厳しい処罰を社会が求めている」と述べた。

弁護側は

弁護側は最終弁論で、高田さんの運転に腹を立てたことはなく、バイクに気づいてブレーキをかけたが間に合わずに衝突したとして改めて殺意を否定しています。

続いて中村被告は「尊い命を奪ってしまったことに対し反省し、謝罪したいと思います。誠に申し訳ございませんでした」と述べた。

被害者の遺族は

論告求刑と最終弁論に先立ち、高田さんの母親(45)が意見陳述し、「拓海がどれだけ怖い思いをしたか、痛い思いをしたか、悔しい思いをしているかわかりますか? 拓海の人生を返してください。一生許すことはできません」と訴えました。

高田さんの妹(21)は「なぜ何も悪いことをしていない兄が殺されたのか。被告には本当のことを話してほしいと思っていたが、うそとしか思えない言い訳ばかりだ。被告がただの事故として終わらせようとしているのを見ると、怒りがこみ上げてきた」と述べました。

スポンサーリンク

犯人の名前・顔画像

FNNPRIME引用:https://www.fnn.jp/

名前:中村 精寛(なかむら あきひろ)

年齢:40歳

住所:堺市南区

職業:仕事は元 警備員

家族:公表されていませんが、妻がいると思われる(?)

ドライブレコーダーに映像

中村被告が運転していた車に、事故前からの映像がドライブレコーダーに残っており、テレビでも、映像が報道されました。

中村被告の車の横をバイクが過ぎて行く場面も映っており、その後、中村被告の運転はバイクを追跡しているかの様な走りになっています。

映像を見て想像しますと、バイクが追い越した事がきっかけで、バイクをあおり、小回りが利くバイクを無理やり追跡しているように走る姿は、あおり運転としか見受けられません。

加速しながら走りバイクに追突その後も走り追突後の音声も残っており「ハイ。終わりー」の声もはっきりとレコーダーに記録されていました。

中村被告は、

追い越したバイクに腹を立てた記憶はない。

殺意もない「あえて追突していない」

ブレーキを掛けたが間に合わなかった。

事件当日、同僚と飲食店で酒を飲んでいた。

妻を迎えに行くのに急いでいた。

ハイビームは前方を確認するため。

「ハイ。終わりー」の言葉は、自分自身の事で、自分の人生が終わりという意味
※飲酒運転中の事故で、自分の人生がこれで終わった

と話ているそうだ。

FNNPRIME引用:https://www.fnn.jp/

被害者は

名前:高田 拓海(たかだ たくみ)さん

年齢:22歳(当時)

住所:堺市西区

職業:大学生 4年生

家族:3人兄弟の長男

近隣の方の話では:

6歳のころ両親が離婚し、女手一つで育てられ、母親に感謝していたといいます。
家事・弟・妹の面倒をみていた。
甲子園を目指していたくらい野球好き
大好きなバイク関係の仕事(就職)が決まっていた
母親が働く介護施設でバイトをし、仲の良い親子だった

スポンサーリンク

まとめ

昨年(2018年7月2日)中村精寛(なかむらあきひろ)被告は、高田拓海(たかだたくみ)さんが運転する大型バイクに車で追突した。

高田さんは死亡しました。

事件は、加害者(中村精寛被告)が運転するドライブレコーダーに動画としてデータがあり、故意に追突したとしか見えないことから、事故ではなく、殺害事件としか見えないことから、「まれにみる殺人運転」とし殺人罪として問われている。

被告側(中村精寛被告)は殺意はなく、ブレーキを踏んだが間に合わなかったとして否定しています。

どうであれ、ドライブレコーダーにはバイクを追跡し走る映像から「あおり運転」をしたことは間違いない。

殺意が有ったか、無かったかが問われる裁判は、25日の裁判判決で、殺意が有ったとし、大阪地裁堺支部は殺人罪を適用して懲役16年を言い渡しました。

殺意がなくとも、危険運転をしていることは明らかである。

危険運転をしたことに対し、今後このような恐ろしい事故が起きないための罪の償い方を求めます。

遺族の方の、辛く悲し過ぎる思いは、どんな判決も納得いくものではないはずです。

高田拓海さんのご冥福をお祈りいたします。

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする