概要
去年(平成29年7月4日午後10時40分ごろ)東京都・港区新橋3丁目(ビル内)の飲食店で、伊藤英治郎被告が従業員だった与島稜菜さん(19)の顔面を足で踏みつけるなどの暴行を加え、死亡させた罪に問われている。
現場は、伊藤英治郎被告が経営する飲食店「ブルーハニー」。(2017年・平成29年)
被害者は、そこの従業員だった与島稜菜さんです。
27日の裁判で、被告人質問で「なぜ与島さんに暴行を加えたのか」聞かれると、伊藤英治郎被告は「ひどい暴行をしたなというのはありますが、実際、記憶にないので、ひどいことしたとしか言いようがないです。ずっと思い出そうとしていますが、わかりません」などと答えています。(2018/11/27)
凶器とも思える伊藤英治郎被告自身はボクシングジムに通う自称キックボクサー
28日の裁判で、検察側は刑事責任能力があるとした上で、「なんの落ち度もない被害者の恐怖や痛み、苦しみは想像を絶するものであった」と指摘し、懲役12年を求刑しました。
30日に東京地裁で、懲役11年6ヶ月の判決が言い渡されました。(2018/11/30)
30日の判決
30日の判決で東京地裁は、「無抵抗な被害者に対し、執拗(しつよう)に、手加減なく強烈な暴行を加え死亡させたもので、悪質性は高く、動機に酌むべき事情はない」と指摘し、懲役11年6か月を言い渡した。
最後に裁判長は伊藤被告に対し、「被害者のお子さんは小さく、一番、母親の愛情が注がれなければいけない時期に、大事なお母さんを失ったという結果を十分に考えてほしい」と述べた。
伊藤被告はボクサー?
名前:伊藤英治郎(いとうえいじろう)
年齢:31歳
住所:不明
職業:飲食店経営
港区新橋の「ブルーハニー」
従業員の証言:
・飲むと暴れ癖がある人だった。
・店の護衛として、キックボクシングを習得していた。
キックボクシングなど、格闘技は人を殺める目的のスポーツではない。
伊藤には、キックボクシングをしていたと語ってほしくない。
取り調べでは以下の事を話している:
・私は与島稜菜さんの面倒を見ていた。
・20万円ほど援助していた。
また、伊藤は稜菜さんに好意を寄せていたと思われる行動が:
・稜菜さんを店の寮に住まわせ、友人との接触を禁止させていた。
・シフト管理などをし、恋人になるよう迫っていたという。
伊藤は稜菜さんの顔を何度も何度も踏みつけ死亡(無残な姿だったという)させた。
伊藤自身が凶器としか思えない。
被害者は
名前:与島稜菜(よじまりょうな)さん
年齢:19歳
出身:東京
職業:飲食店勤務
犯人が経営する飲食店(港区新橋ブルーハニー)
源氏名をミナミとして勤務
家族:シングルマザー(子供1人:当時2歳)
当初、店の寮に住んでいた。
・オーナー(伊藤)から交際を迫られ、連日の様に食事に誘われたり、自宅へ送ったりされていた。
・伊藤からの暴力など、粗暴さに怖くなり伊藤を避けるようになっていた。
・子育てと貯蓄などのため、割の良い仕事として、夜の仕事を選んでいたが、昼の仕事に戻ろうと考えていたという事です。
・与島さんは事件直前に、看護師になることを目指して、伊藤が経営する飲食店を辞めることを伊藤に伝えた。
それを伝えられた伊藤は激怒していたという。
まとめ
キックボクシングなど、格闘技は人を殺める目的のスポーツではない。
伊藤英治郎が凶器に思える人間に、アルコールが入り、とんでもない事件に発展したと思われる。
与島稜菜さんは、お子様を残して亡くなられてしましました。
そのお子様が心配です。
与島稜菜さんのご冥福をお祈りいたします。